
新潟100名山で日本二百名山の佐武流山の紹介です。
佐武流山は周囲の山に囲まれて目立たないほど深いところにある。
登山コースも往復10時間を超える健脚者向けの山です。
佐武流山はこんな山
- 往復12時間くらい
- 中級者以上向け体力の必要なロングコース
- 苗場山を南から見られる
- 登山靴のままでは渡れない渡渉点あり
- 新潟100名山
- 日本二百名山
- 山頂せまい
- 登山ルートにトイレなし
- 登山者少なめ
佐武流山の基本情報
- 所在 新潟県南魚沼郡湯沢町/長野県下水内郡栄村
- 標高 2192m
- 難易度 ★★★★★
- 見晴し ★★★☆☆
- 駐車場 あり
- トイレ なし
- 山小屋 なし
- 登山口住所 長野県下水内郡栄村堺
- 標準コースタイム 上り/下り 6時間30分/5時間30分
登山口地図
GPSログ
山行記録
登山口

登山口は国道405号沿いに突然あります。
津南の街から30分以上山道を車で走った先です。
佐武流山は往復10時間以上かかる計画なので早めの午前3時にスタートしました。

下山後に撮った日中の写真はこちら。
なおこれといった駐車場はなく、縦列駐車で5台ほどは停められそうです。

佐武流山の最初の1時間半はほとんど林道歩きとなります。
林道に出るまでの登山道ではお花も咲いていました。

こんな感じの林道をずっと歩きます。
スタート時真っ暗だったのにもうこんなに明るくなりました。

途中の分岐。
はっきりした道の方を進むとそのまま登山口にも戻れるみたいです。

こちらの廃道となっている荒れた方の道に進みます。

途中の大岩。

この中国を思わせる岩山は月夜立岩と呼ばれているようです。

ここは土砂崩れが起きてしまっていました。
人が歩くのに十分な幅はあります。
本格的な登山道へ

この看板から本格的な登山道となります。
一回下って、川を渡ってから急登となります。
渡渉点

下った先の渡渉点。
一度登山靴を脱いでザックにくくりつけてから渡りました。
一番右側の一枚岩の上を歩くのが最適だと思います。
6月上旬でしたが足が凍りそうなくらい水が冷たかったです。
渡渉のあとは激登りですので覚悟してください。
物思平

急登を登ると物思平という場所に着きました。
急登はまだまだ続きます。

ロープもあり。

眺望も良くなってきました。
ワルサ峰

渡渉から約2時間、容赦ない急登を終えるとワルサ峰に到着。

ワルサ峰の眺望は素晴らしいです。
苗場山を南から。なかなかこの角度から見られる場所はありません。

ワルサ峰から先は眺望の良い登山道。
少しアップダウンがあるのであまり楽ではありません。

佐武流山の山頂方面。
見えているのはまだ山頂ではなく、ホントの山頂はまだ奥に隠れています。

苗場山方面からの合流地点。
苗場山から来る場合は超ロングコースのエキスパート向けの登山になります。


さらに登るとようやく山頂が見えてきました。
写真中央が山頂です。
佐武流山 山頂

山頂は狭いです。

眺望も苗場山方面しか見えないのでワルサ峰の方が眺望がいいですが、難関の佐武流山の山頂に立てて大満足です。
下山は同じ道を戻るのでここからまた大変です。
写真撮影日 2025.6
参考書籍
新潟の登山ではこれらの書籍が参考になります。
登山グッズ紹介
ザック
私が使用しているミレーのサースフェーnx(ネクスト)というザック。
アウトドアブランドのミレーの最も定番な登山用ザックと言えます。
初心者が最初に買うザックとしてもおすすめ!
登山用靴下
この靴下は安いですが品質良好。私も長く愛用しています。
ヘッドライト
ヘッドランプは昼間の登山でも必需品です。持っていくようにしましょう。
軽量のチェア
やはり椅子があると便利です。
モバイルバッテリー
軽量のモバイルバッテリーは緊急時にも役立ちます。
私生活でも使用できるので便利です。
ボトルホルダー
私も愛用しているISUKAのボトルホルダー。肩につけられるのが最高!

新潟県在住。登山歴約10年の30代男性。地域コンプリート型登山家として新潟の山を制覇します。
たまにキャンパー。
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