
山形県と秋田県の県境にある日本百名山の鳥海山に登りました。
グルっと周回して山頂をまわったので今回はなかなかきついルートです。
鳥海山はこんな山
- 周回12時間くらい(単純なピストンなら8時間半程度)
- 中級者以上向け
- 景色はすばらしい
- 山頂は岩場
- 登山口駐車場や山小屋にトイレあり
- 駐車場あり
鳥海山の基本情報
- 所在 山形県飽海郡遊佐町吹浦
- 標高 2236m
- 難易度 ★★★★★
- 見晴し ★★★★★
- 駐車場 あり
- トイレ あり(登山口駐車場)
- 山小屋 なし
- 登山口住所 山形県酒田市
- 標準コースタイム 周回約12時間
登山口地図
GPSログ
山行記録
登山口駐車場

今回は鳥海山の南側にある鳥海高原ラインの終点、湯ノ台口という登山口からスタートします。
駐車場は広めですが、人気の百名山なのでハイシーズンの週末には満車になるかもしれません。
トイレもあり。

トイレ内部。


中はきれい。
登山口

駐車場にあるこの登山口からスタート。

登山道は歩きやすい。

割と序盤から眺望もいい。
滝の小屋

滝の小屋という山小屋に到着。

宿泊もできるらしい。
登山口から30分のところにあるので少し宿泊としては使い方が難しいかも。

その先も眺望は素晴らしい。
月山がよく見えます。

このへんは急登。
潰れた小屋(河原宿小屋)

河原宿小屋という潰れた小屋。
遊佐町によって再建するという動きもあるようだ。


同じ場所にあるトイレはきれいに管理されている。

ニッコウキスゲの咲く7月。

月山森というピークへ向かう。
左奥が月山森。

月山森の山頂近くは短い距離だが足元が少し藪。
夜露に濡れていたので足元がびしょびしょになってしまった。
月山森

月山森に到着。
遭難碑があった。

月山森の次はやまがた百名山の笙ヶ岳(しょうがたけ)へ向かう。
ここは岩がゴロゴロしたワイルドな登山道。

雪のトンネル。

気持ちがいい湿原。
鳥海湖

鳥海湖に到着。
小さな池だ。

笙ヶ岳へ。結構奥の方だ。
笙ヶ岳 山頂

多少のアップダウンを繰り返しながら笙ヶ岳に到着。
ここからはまた鳥海湖の方へ戻る。

急にガスってきたぞ。
山の天気は変わりやすい。この雲もすぐになくなった。
御浜小屋

御浜小屋に到着。

トイレもある。

売店あり。
御朱印や山バッヂもここで手に入る。

この先は御田ヶ原という場所を経由していよいよ鳥海山の山頂方面へ向かう。
分岐

ここで外輪山と千蛇谷のルートに分かれます。
どちらからも鳥海山の山頂(新山)に行けますが、多くのピークを踏みたいので外輪山の方へ。
外輪山の方はこのあと少し登ってから緩やかなアップダウンを繰り返し新山に行けます。
千蛇谷の方は緩やかに歩いてから新山の手前で一気に登るのでそれはそれできつそうです。

分岐からちょっと登ったところにあるベンチ。
ここの眺めも最高です。

見えているのが鳥海山の最高峰である新山です。

右奥の方からグルっと回って左奥の方に進むルートです。
文珠岳(もんじゅだけ) 山頂

外輪山のひとつ文殊岳。
伏拝岳(ふしおがみだけ) 山頂

次は伏拝岳の山頂。
このあと行者岳を通ったはずだけどいつのまにか山頂を通り過ぎてた。。。

新山の山頂横にある御室小屋を見下ろす。

小屋の方をちょっと過ぎて七高山へ向かう。
七高山(しちこうざん) 山頂

七高山の山頂に到着。

秋田県側がよく見える。
御室小屋

七高山からちょっと下って御室小屋に到着。
ここで宿泊できるし売店もある。

こちらは鳥海山頂美術館。

中は写真中心のギャラリー。

鳥海山の最高峰である新山に向かいます。

御室小屋から山頂は遠くないですが、なかなかハードな岩場。

岩の間を歩いたりします。
鳥海山(新山) 山頂

新山に到着しました。
眺望も素晴らしいです。
下山

下山は残雪がありました。
チェーンスパイクがあったほうがいいですね。

うっかり登りのときと違う方の道に入ってしまいましたがそのままこっちのルートで進んでみました。
奥にピンクテープが見えますがこれが一応登山道のようです。
ただの川ですね。靴を少し濡らしながらなんとか進みました。
写真撮影日 2025.7
参考書籍
新潟の登山ではこれらの書籍が参考になります。
周辺の観光・グルメ・温泉
登山グッズ紹介
ザック
私が使用しているミレーのサースフェーnx(ネクスト)というザック。
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登山用靴下
この靴下は安いですが品質良好。私も長く愛用しています。
ヘッドライト
ヘッドランプは昼間の登山でも必需品です。持っていくようにしましょう。
軽量のチェア
やはり椅子があると便利です。
モバイルバッテリー
軽量のモバイルバッテリーは緊急時にも役立ちます。
私生活でも使用できるので便利です。
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新潟県在住。登山歴約10年の30代男性。地域コンプリート型登山家として新潟の山を制覇します。
たまにキャンパー。
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