今回は熊鈴について調べてみたので紹介いたします!
熊鈴は熊よけ鈴やトレッキングベルといった名称でも呼ばれています。
登山では熊というリスクが伴う
登山というものは危険が伴うものですが、そのリスクの1つに熊というものがあります。
熊というものはどれだけ慎重に行動していてもなかなか制御できないリスクです。
私のようにソロ登山メインの人にとってはなおさらです。
そんな登山の不安を解消するのが熊鈴というわけです。
熊鈴に効果はある?
私は熊鈴はソロ登山の必需品と考えています。
熊としても人間が怖いのでなるべくなら会いたくない存在です。
なので熊との遭遇の可能性を少しでも下げるには人間の存在を熊に知らせることが重要です。
そこで熊鈴やラジオなど音を出すものを携帯して歩いている人も多いですね。
複数人で会話しながら歩くというのもいいかもしれません。
私は熊鈴が役に立った経験がある
新潟県の宝珠山を熊鈴を鳴らしながらソロで歩いているとき藪の中を駆けていく獣の音が聞こえました。
姿は確認できませんでしたがおそらく熊だったと思います。
熊鈴の音を聞いて逃げって行ったようだったので、もし熊鈴をつけていなかったら鉢合わせていたかもしれません。
その日は平日で登山者が少なく、その日は他の登山者に一度もすれ違わなかったので獣の駆ける音がしたときは本当に不安でした。
ちなみに私は尾瀬で子熊に遭遇したこと、あとは車で登山道に向かう林道で熊を目撃したことがあります。
熊鈴の紹介
調べてみると熊鈴の相場としては1000〜2000円くらいのものが多いようですね。
少し高級感のあるものだともっとするものもあります。
私の買った熊鈴
冒険倶楽部(BOHKEN CLUB) 小熊ちゃんベル
私の買った熊鈴がこれです。
冒険倶楽部の小熊ちゃんベルという消音機能付きのクマの形をした可愛らしい熊鈴です。
音もとてもきれいな音色です。
そして一番の特徴が消音機能。
音を鳴らしたくないときにベルの中央のものを固定するのですが、消音状態にしたのがこちら。
なんと真ん中のベルの部分が熊ちゃんの鼻になるのです!
こういった遊び心がとてもおしゃれですね。
ちなみに下から見るとこんな感じ。仕組みはシンプルですね。
その他の熊鈴
キーカラビナ ベルナスカン 5S
モンベルのカナビラ付きの熊鈴です。
とても高音のきれいな音色で遠くまでよく響きそうです。
冒険倶楽部(BOHKEN CLUB) 山菜取り・山歩き用 熊ベル 大 カラビナ付
Amazonの口コミで「大音量」「うるさい」といった声の多い熊鈴です。
人の少ない山に入ることが多いような大音量がお好みの登山者におすすめです。
ただ大音量なので前述の通り人の多いところでは配慮しましょう。
東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付
こちらは消音機能付きの熊鈴です。
消音機能というのは鈴がならないような状態にできる機能です。
この熊鈴はベル部分を下に引くことでかんたんに消音できます。
熊鈴はうるさい?
熊鈴はうるさいと感じる登山者もいるようです。
私は全く気になりませんが、そういう意見の人を知っています。
とはいえ熊鈴命に関わるものですのでぜひ携帯したいものです。
ただ山小屋の中や休憩で人が集まっているところでは鳴らさないように配慮しましょう。
熊鈴はどこにつける?
熊鈴を付ける位置については持っているザックや服装にもよるので様々なようですね。
腰ベルト、ショルダーハーネスなどいろいろな場所につけられます。
体やザックにぶつかって揺れが少なくなると音があまりなら鳴らなかったりします。
逆に揺れすぎるとうるさすぎたりもするので付ける場所はそれぞれで調整しましょう。
熊鈴以外のクマ対策
熊鈴以外にも対策があります。
ラジオ
登山道ですれ違う人の中にはラジオを鳴らしながら歩いている人も結構いますね。
人の会話が流れているので熊には有効なのかもしれません。
熊スプレー
実際に熊と対峙してしまったときには熊スプレーというものがあります。
ただ少しデメリットも多いです。
高価であること、あと常にすぐに取り出せる位置に携帯しなければなりません。
熊鈴で不安のない快適な登山を
不安を感じながらの登山は楽しくないものです。
熊鈴をつけて不安のない快適な登山を楽しみましょう!
新潟県在住。登山歴約10年の30代男性。地域コンプリート型登山家として新潟の山を制覇します。
たまにキャンパー。
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