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漢字の「山」の形をした山、妙高山に燕温泉からのルートで登ってきましたので紹介します。
なかなかきついコースでした。
妙高山(みょうこうさん)燕温泉コースはこんな山
- 往復8時間くらい
- 中級者以上向け
- 日本百名山
- 山頂付近に鎖場あり
- 山頂からの景色はすばらしい
- 燕温泉から登るので帰りには温泉も楽しめる
- 1時間弱歩いたところに滝の見られる露天風呂あり
- 山頂広め
- 登山口駐車場にトイレあり
- 駐車場30台程度あるがハイシーズンは満車の可能性もあり
妙高山(みょうこうさん)燕温泉コースの基本情報
- 所在 新潟県妙高市
- 標高 2454m
- 難易度 ★★★☆☆
- 見晴し ★★★★★
- 駐車場 あり
- トイレ あり(登山口駐車場)
- 山小屋 燕温泉から妙高山山頂までのルート上はなし
- 登山口住所 新潟県妙高市関山
- 標準コースタイム 登り/下り 4時間00分/3時間30分
登山口地図
ヤマレコルート
※この山は以下の「山と高原地図」に収録されています。
※地図を持たない登山は危険です。必ず携帯しましょう。
山行記録
燕温泉登山口駐車場
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燕温泉登山口の駐車場。
燕温泉の日帰り駐車場を利用します。
さらに奥にあるいくつかの駐車場は各旅館の宿泊者用の駐車場になります。
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駐車場にあるトイレ。
なかなかキレイ
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駐車場の案内板。
燕温泉を抜けて登山口へ
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登山口へは燕温泉街を通り抜けて進みます。
寂れた雰囲気ですが泉質は最高の温泉です。
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お土産屋さんも営業中。
入域料
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燕温泉街の途中に入域料の木箱があります。
必須ではないようですが登山道の整備等に使われます。
私は喜んで500円払いました。
舗装された道を歩く
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この階段を登って奥へ進みます。
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さらに奥の左側の舗装された道を進みます。
右は露天風呂への道。
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この道が意外と傾斜があってきつい。
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この辺からもう山頂が見えます。
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途中から道が細くなります。
歩くのに十分な道幅はありますが右側が切り立っているので注意が必要。
赤倉温泉源泉管理小屋
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ここから燕温泉にお湯を送っているようですね。
![](https://niigataclimb.com/wp-content/uploads/2022/09/46B1CF39-D02B-48EA-964A-67B451350BD3-1024x768.jpeg)
なにやら露天風呂の跡地みたいなものがありましたが今は使われていないようでした。
![](https://niigataclimb.com/wp-content/uploads/2022/09/39666680-B935-4C0F-83AD-DC3F8BF5E5DE-1024x768.jpeg)
さらに先に進みます。
称明滝(しょうみょうたき)露天風呂
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歩き初めて1時間弱で滝が見えてきます。
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称名滝が見られる露天風呂に到着。
この日はしっかりとお湯が張られていました。
時期や日によっては空っぽの日もあるみたいですね。
仕切りも脱衣場もなにもないので入るのにはなかなか勇気がいりますね。
本格的な登山道に
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称明滝から先は本格的な登山道になります。
基本的に山頂まで割とずっと急登です。
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途中で渡渉点もあり。
胸突き八丁(むなつきはっちょう)
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ここから胸突き八丁という登り。
胸突き八丁とは”物事を成し遂げる過程でいちばん苦しい正念場”とのこと。goo国語辞書より。
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基本ずっと急登なので特にこの胸突き八丁がきついというイメージではなかった。
天狗堂
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天狗堂という分岐。
赤倉温泉スキー場がある赤倉登山道の方への分岐となります。
大谷ヒュッテという山小屋もそちらに歩くとあります。
光善寺池
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天狗堂から妙高山山頂方向へ進むと光善寺池という池の横を通ります。
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だんだんと見晴らしも良くなってきました。
この辺から山頂にかけてはさらに急登となります。
ロープ場
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しばらく歩くとロープ場あり。
難しくはありません。
鎖場
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ロープ場の直後に鎖場あり。
結構怖そうに見えますが、割と足も置きやすいのでそれほど苦労しませんでした。
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鎖場から先はずっと岩場を登っていきます。
妙高山山頂(南峰)
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妙高山の南峰に到着。
長めは素晴らしいです。
山頂標識は北峰にあります。
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火打山、焼山方面。
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北峰へは約5分程度。登り返しもないので楽勝です。
途中にあるインスタ映えスポット(?)
日本岩
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日本岩と言われる大きい岩。
妙高山山頂(北峰)
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北峰に到着。こちら眺望も素晴らしいです。
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雲の上の絶景。
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中央に富士山も見えました!
2〜3,000m級の山が間に連なる中、後ろからその姿が見られるのはさすが日本の最高峰・富士山です。
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アップにしてみました。
下山後は最高の燕温泉へ
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下山後は一度宿泊したこともあるホテル花文さんで日帰り入浴しました。
お湯が熱くて素晴らしい!
温泉に詳しいわけではないですが燕温泉の泉質は日本一です。
写真撮影日 2022.9
感想
燕温泉から登る妙高山はずっと急登が続くキツいコースでした。
それだけに下山後の温泉は最高でした。
参考書籍
新潟の登山ではこれらの書籍が参考になります。
周辺の観光・グルメ・温泉
燕温泉
![](https://niigataclimb.com/wp-content/uploads/2021/05/2-5.jpeg)
やや寂れた雰囲気のある温泉地ですが、お湯が最高です。
妙高山の登山口でもあり、無料の野天風呂もあるので登山者には嬉しいです。
道の駅あらい
![](https://niigataclimb.com/wp-content/uploads/2021/05/photo-g10-1024x682.jpg)
新井にある道の駅です。
そばやラーメンなどの飲食店に加えてコンビニも併設されていて便利です。
温泉カフェ ランドマーク妙高高原
![](https://niigataclimb.com/wp-content/uploads/2021/05/2-6.jpeg)
漫画喫茶と温泉が融合したような施設です。
コミック、岩盤浴、ビリヤードなどが楽しめます。
苗名の湯
![](https://niigataclimb.com/wp-content/uploads/2021/05/1474.jpg)
笹ヶ峰の近くにある日帰り温泉施設。
火打山に登るときに利用しやすい場所です。
いもり池
![](https://niigataclimb.com/wp-content/uploads/2021/05/2-1-3.jpeg)
妙高山の外観を撮るならここ。
いもり池は条件が揃えば逆さ妙高が見られます。
登山グッズ紹介
ザック
私が使用しているミレーのサースフェーnx(ネクスト)というザック。
アウトドアブランドのミレーの最も定番な登山用ザックと言えます。
初心者が最初に買うザックとしてもおすすめ!
登山用靴下
この靴下は安いですが品質良好。私も長く愛用しています。
ヘッドライト
ヘッドランプは昼間の登山でも必需品です。持っていくようにしましょう。
軽量のチェア
やはり椅子があると便利です。
モバイルバッテリー
軽量のモバイルバッテリーは緊急時にも役立ちます。
私生活でも使用できるので便利です。
ボトルホルダー
私も愛用しているISUKAのボトルホルダー。肩につけられるのが最高!
![](https://niigataclimb.com/wp-content/uploads/2021/05/らてプロフ1.jpg)
新潟県在住。登山歴約10年の30代男性。地域コンプリート型登山家として新潟の山を制覇します。
たまにキャンパー。
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